47都道府県を制覇した女の一人旅中毒日記

一人旅が大好きで、31歳にして生涯で足を踏み入れた都道府県の数は47に達しました。相棒のミラーレス一眼カメラで撮った写真と、その土地への愛ゆえに長々と書き連ねた旅行記をお届けします。簡潔に要点を抑えた文章<旅行愛となりますので、長ったらしい文章になることご了承くださいませ。

【2024春 沖縄旅行①】那覇空港〜タコス屋新都心店〜国際通り

2月29日(木)

8:30 

神戸空港発✈️ Solaseed Air

本当は広島空港から行きたかったが、マイルを使うから?どうやっても羽田空港を経由させられるため、時間のロスが半端なく、泣く泣く神戸に前泊し、朝便で那覇に飛ぶことにした。神戸までの新幹線代とホテル代で8,500円ほど。できれば抑えたい出費だったが、大阪で長蛇の列の551の肉まんが、三宮阪急で並ばず買えたたからよしとする。2個400円也。

夜ご飯に行きたい店をピックアップしていたが↓、メニューが外に出ていないし、異様に一人では入りにくい店で諦めた。Googleの口コミはランチのことばかり。次神戸に行った時はランチの時間に訪れようと思う。

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出発当日は三宮駅からポートライナーの始発に乗り、20分ほどで空港に到着。

沖縄はポケモンとのコラボが盛んらしく、この日の機体もナッシー(椰子の木を模したキャラ)がプリントされていた。テーブルのコップ置くスペースにポケモンボールのシールが貼られていたり、可愛い。

神戸空港2階入り口の自動ドア。イラストがめちゃ可愛い。

ポケモンとコラボした機体。

10:00

那覇空港着 ☁️

空港内がすでに湿度たっぷりのモワッとした気温。あちこちに胡蝶蘭が置かれていて、台北桃園空港を思い出した。

沖縄マニアの方のYouTubeでよく見るめんそーれ看板。

ニットに長袖肌着と上半身は完全に冬装備だったため、トイレで軽装に着替えた。あまりに暑く、靴下さえ履いておきたくないくらい。サンダルを持ってくればよかったと後悔したが、結局暑かったのはこの日だけで、翌日からは風が強く上着が手放せなくなることになる。

空港はめちゃ広いというわけではないが、広島や神戸に比べて格段に飲食店や土産物屋が多くて楽しい。

1階到着ロビーのど真ん中に観光案内所があり、しばらく各地のパンフレットやお得情報を物色した。

美ら海水族館首里城公園の割引チケットはここで買える。ひとまず確実に行くことにしていた首里城公園の割引チケットを購入した。(400円→320円)購入日から1ヶ月有効。那覇バスターミナルなど、那覇市内に割引チケットを購入できる場所が結構あったので、無理に空港で買わなくても良いと思う。

驚いたのは無料でいただいたバスマップ。本屋で売っているような立派な大きい地図(地域別で3種類)をビニールに包装された状態で渡された。

今回はバス移動は限られていたので登場する場面はなかったが、複雑な路線がうまく一枚にまとまっていて、大変参考になる地図だった。家でゆっくり見てバス旅の計画を立てようと思う。

ちなみに那覇空港でいきなり朝食or昼食を取りたい場合は、1階の隅っこにひっそり佇む「空港食堂🍽️」がおすすめ。

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今回はおもろまちでタコスを食べると決めていたので最終日にしか行かなかったが、次来たときはここでオリオンビール沖縄そばを頼んで旅始めにしたいと思う。

11:00

空港をしばらくウロウロした後、ゆいレールおもろまち駅へ移動🚃

レンタカーを借りる人は空港から送迎バスに乗ってレンタカーの店舗まで行くことが多いようだ。

慣れない土地での運転が大嫌いな私はスルーしてゆいレール乗り場に一直線。2両しかないので、車内は混んでいた。

ゆいレール那覇空港駅

車窓から見える景色がすでに本土と全然違う。椰子の木やビビッドカラーな花、台湾や香港で見たコンクリートのカラフルな住宅群。車内は日本人ばかりなのに、見える風景はアジアンでふわふわした感じ。ワクワク。

ちなみに、ゆいレールの料金は距離に応じて230円〜300円程度。同一日に複数回乗る予定があるのなら、kkdayというサイトのフリー乗車券(1日510円)が大変お得だ。

カードでオンライン決済するとスマホQRコードが表示され、改札機にかざすと通過できる。

私はこの乗車券の存在を知らず、初日に駅の券売機で48時間のフリー乗車券を1400円で購入してしまった。

ただ、kkdayの乗車券は使用期限の単位が1日ごと、券売機は時間単位だ。購入時刻によっては券売機の方がお得になるかもしれないので、各自でご判断を。

 

11:30

アルモントホテル那覇おもろまち到着🏨 荷物を預ける。

ホテルは那覇おもろまち駅から徒歩5分。

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福利厚生で1泊2000円の補助券が使えた。4泊5日で23,000円。土日も挟んで一泊あたり実質6000円弱で済んだのはかなりお得だと思う。

部屋はベッドで占領されているが、清潔感に溢れ、おもろまち駅まで徒歩5分の好立地。

最上階の大浴場は、沖縄らしい紋様の装飾のタイルと、青空とハイビスカスの大きな写真がはられていて、抜かりなく沖縄の雰囲気を伝えてくる。人工温泉だが、上がった後もしばらく体がポカポカしていた。この後毎日2万歩程度歩き回ってクタクタになるのだが、毎晩この温泉に癒された。

 

12:00

タコス屋新都心で昼食。🌮

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ホテルから徒歩7分程度。車は入り口前に2台駐車場あり。併設の有料駐車場に停めると無料処理してもらえるみたい。

料金先払いなので、レジでタコスを注文してから席についた。タコス以外にもタコライスやオニオンフライもある。700円程度のプレートセットも人気のよう。

タコスは1個200円で3個注文してみた。隣のA&Wのハンバーガーも食べたかったので4個食べたかったところを3個にしたのだが、結構お腹が膨れてA&Wには行かなかった。

一番楽しみにしていた沖縄料理がタコス。とにかくうんまい。ここのタコスを食べただけで沖縄に来た意味があると言ってもいいほど本当にうんまい。

食べる前からわかる、絶対美味しいやつ。

揚げた皮がサクサクでちょっとモチモチ。みずみずしいレタスの千切りの下に、甘辛く味付けされた温かいミンチとチーズが溶ける。ピリ辛サルサソースを皮と具の間にドボドボとかけ、大口でかぶりつく。←大して辛くないので、たくさんかけた方が美味しいと思う。ソースがないと味が締まらないので、辛いの苦手でもちょこっとはかけてみて。

指は油まみれ、ソースやトマトが横からボトボト落ちてくるので、汚れてもいい服装で行くのが良い。

ここのお店のように皮を油で揚げたタイプと、揚げないソフトタイプがあるが、私は断然揚げる派。

揚げた皮の温度でミンチとチーズが程よく温められて、冷たいレタスとトマトとよく合う。旅行に来てカロリー気にするなんて野暮ですよ。

そしてこのお店、内装も素敵。アメリカンだけど洗練されていて、家具や照明がおしゃれ。

はあ〜〜これを書いてる側からまた食べたくなってきた🌮。

広島で推している沖縄料理屋さんのタコスは皮がソフトタイプなので、私好みのタコスは沖縄にいかねば食べられないのです。

今回は立ち寄らなかったけど、メキシコ(宜野湾市)やトルティーヤ(浦添市)にも行きたいと画策中。

タコス屋の隣にあるA&W。結局今回の旅では一度も行けれず。

13:00

Tacos-yaから徒歩10分程度の沖縄県立博物館へ。

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沖縄に限らず、旅の初めに博物館を選ぶのはかなりおすすめ。

その土地の歴史や文化を知ることで観光に深みが増すと思う。

ちなみに公営の施設ではコインロッカーが無料(100円入れるけど返却される)で使えることがほとんどなので、ぜひ利用して手ぶらで見学を。

ここの博物館は建物が琉球王朝の城の石垣みたいで、かなり立派。外には昔の沖縄の民家(復元)やガジュマルの木が植っていて、沖縄感満載。

前出の首里城公園の入場券を持っていると、団体料金で入場できた。(通常410円→330円)

展示内容は歴史物が中心で、オーソドックスな内容。本土とは文化が全然違うし、そもそも日本国とは異なる「琉球王朝」だったので、「これ歴史の授業で習った〜」みたいなアハ体験が全然ないのが新鮮だった。

特にヤンバルの自然についての展示が面白い。ヤンバルの森の様子が再現されていて、特殊な自然環境だということを実感できる。

建物内は綺麗だけど、展示のレイアウトなどは年季の入った感じがあるので、お勉強だと思って行くのが良い。

博物館入り口

やんばるの自然環境。

ガジュマルやふくぎの木。

沖縄の古い民家。

15:00

ホテルに戻ってチェックイン🏨

長袖Tシャツでも暑さに耐えられないため、半袖に着替えた。クーラーもオン。

16:00

ゆいレール牧志駅へ🚃

国際通りを歩く。メインストリートは椰子の木🌴が両側に並び、お土産物屋さんや飲食店がずらっと続く。

牧志駅降りてすぐ現れるシーサー。

国際通り入り口

ちんすこうなどは同じ品物でもお店によって値段が若干違っていた。

もしホテルの近くにサンエーというスーパーがあれば、そこでお土産を買うのがいい。かなり種類が豊富だし、底値に近いと思う。

今回の宿泊先もすぐ近くにサンエーがあって重宝した。

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国際通りの大通り沿いの店はどうしても観光地特有の胡散臭い土産物屋も多いのだが、一本路地に入ると古くから営業していそうな個人商店がたくさんあるので、そちらをメインで回るのが楽しいと思う。

国際通りのディープな飲み屋街。

18:00

ゆいレール旭橋駅へ🚃

ジャッキーステーキハウスにて夕食🥩70年以上続く老舗の有名ステーキ店だ。

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すでに10人程度外で待っていたため、名前を書いて20分ほど待ち店内へ。

店外にある信号機のようなもので店内の混雑具合が分かる。

店内の混雑具合をお知らせする信号機。

住宅街の中にあるのだけれど、東南アジア風のアパートに囲まれて、異国情緒たっぷり。

店内は昭和の雰囲気満点なのだけど、壁に貼られたメニューには英訳が併記。米国による占領の真っ只中から続く歴史を感じる。

注文はもちろんステーキ。2番人気のニューヨークステーキ(200g2400円くらい)。(旅はあと4日続くと考えると、値段にビビって一番人気のテンダーロインはやめておいた。)

沖縄のステーキにはサラダとスープ、ご飯が無料で付いてくるのがデフォ。このお店ではパンかご飯か選べるらしい。

熱々のプレートに乗せられてステーキがやってきた。小脇を固めるポテトと炒めた玉ねぎ。

まずはスープを一口。クリームスープを想像していたが、もっともったりした舌触りで、味は牛乳にしては薄い不思議な味。

ミルク?スープ

次にサラダ。これはソースが甘くて完食できず。

サラダ

そしてメインのステーキ。多分頼めばナプキン(前掛け)をくれると思うので、油ハネが気になる人はどうぞ。

肉食べてる〜〜!って感じの割と歯応えのあるお肉。ミディアムレアにしてもらったけど、ウェルダンの方が好みでした。昭和の異国にタイムスリップした雰囲気で食べる肉肉しいステーキは最高です。


でも沖縄にはステーキハウスがたくさんあるので、30分以上並ぶなら別のお店にトライするのも全然ありだと思う。

ステーキに限らず、沖縄では行きたい飲食店を調べまくってGoogleマップにたくさん保存しておくのがおすすめ。思ったより待ち時間が長いとか、急に雨が降ってきて屋外の予定を変更しなきゃな時に近くにある飲食店に入ることができるからです。

19:30

沖縄に来たのにまだオリオンビールを飲んでない!ということで、ホテルを通過してサンエーへ。

- オリオン缶ビール(オリオンドラフト)

- 沖縄限定バヤリースソルティシークワーサー味←かなりおすすめ!)

- ポー玉おにぎり

- お惣菜売り場のサーターアンダギー風のドーナツ(紫芋餡入り)

- 要冷蔵のジーマーミ豆腐(3パック入り。メーカー:ハドムフードサービス)←他のを食べ比べてはないけれど、かなりもっちりと弾力があって美味しい。

を購入。コンビニでも買えるけど、やっぱりスーパーの方が安く済む。

オリオンビールバヤリースバヤリースって本土ではほとんど飲まないよね。

20:00

ホテル到着。大浴場で汗を流し、ホテルで一人しっぽり飲む。🛀🍺

いつの間にか寝落ち🛏️