3月1日(金)
8:00 ☁️
起床。今日のメインは首里城。
昨日まであんなに蒸し暑かったのに、今朝は曇りで窓を開けるとひんやり風が冷たい。
流石に半袖は寒いので、長袖のTシャツを着た。気温は20度前後だし、上着はホテルに置いて出た。(←このせいで後々痛い目をみる)
朝食のポーたまおにぎり(いわゆるスパムおにぎり)を買いに、国際通りの「福助の玉子焼き」を目指す。大通りを一本入った平和通りを進むと、牧志公設市場のすぐ隣に店が見えてくる。
朝8時過ぎですでに5〜6組が並んでいた。券売機でポー玉おにぎりとクリームスープ(計600円ほど)のテイクアウトを注文し、10分ほど待つと番号札が表示された。
店の前でも食べられるけど、私はこれをもって波の上ビーチでベンチに座りながら食べる予定だったので、そのままゆいレールで旭橋駅まで向かった。
ちなみに福助から少し離れたところに、「ポーたま国際通り店」が店を構える。こちらも大人気で長蛇の列ができていた。
福助は分厚い卵焼きが名物。一方ポーたまは、オーソドックスなポーたまおにぎりの他にゴーヤの天ぷらなどメニューが多彩で、店舗ごとの限定メニューが人気のようだ。
旭橋駅に着くと、本降りの雨☔️
それでもビーチに向かおうとしてみたが、しばらく進んで道を間違えていることに気づき、雨で濡れるわ、寒いわで、だんだん気分が落ち込んできた。
冬の沖縄で天気が怪しい時は、常に防水のウィンドブレーカーを携帯すべし。海が近いからか本土より風も強い。傘を差しても風で雨が吹き込んでくるのでとにかく体が冷える。
ホテルに上着をとりに帰る気力もないが、おにぎりは食べたい🍙
ビーチは諦め、駅1階のバスターミナル待合室でおにぎりを食べることにした。
スープはご丁寧にクルトンがサランラップで包まれて別添え。スプーンで混ぜていただく。
優しいミルク味でおにぎりのスパムの塩気によく合う。分厚い玉子焼きもほんのり甘く、ペロリと完食。これだけでお腹いっぱいになる。
10:30
午前中いっぱいを首里城公園で過ごす予定だったが、雨がすっきり上がらない。
予定を変更し、首里の「しむじょう」という沖縄そば屋さんで昼食を取りながら雨あがりを待つことにした。
この辺りは住宅街なのだけど、那覇中心地より坂が多く、斜面にたくさんカラフルな家が建っていてすごく楽しい。築年数に関係なく全ての家の入り口にシーサーがいるので、見比べるのも楽しい。
あと、そういう条例でもあるのか?というくらいどの家も花や木の手入れが行き届いていて、本当に美しい。🌺🌴
ルンルンで住宅街を登り切ったところで「しむじょう」が現れる。
昔ながらの赤瓦が施された平屋造りの住宅で、建物自体が重要文化財?に指定されている。
11時開店で11時ちょうどに到着した時にはすでに満席、5組ほど待ち列が。「10:45入店開始」と店先に掲示があったので、第1陣で入店したい人は10時半頃から待っていると良さそうだ。
軒先の屋根の下に座ってのんびり呼ばれるのを待つ。店の中から沖縄の音楽が流れ聞こえて、時が止まっているよう。
大テーブル(相席)に案内され、三枚肉そば(中)を注文。
腹ペコの場合は女性でも大サイズで大丈夫そう。ちょっと甘口の鰹出汁が濃厚で、優しい口当たりの麺と相性抜群。豚肉も箸でほろほろ崩れる。付け合わせに生姜の細切りが添えられる。珍しい組み合わせ。私はなくても良い派だけど、味にアクセントが欲しい人には良いかも。
沖縄そばは少し肌寒い季節に食べてこそ一番美味しさを味わえると思う。
12:00
相変わらずどん曇りだけど、雨は上がった。
市立病院前駅まで戻り、首里駅へ向かう🚃
この間のモノレールの線路、めちゃくちゃ急な上り坂で、楽しすぎる!!カラフルな住宅街はずっと見れるし、首里城の一部も見えてくるし、眺めがめちゃくちゃ良い!!
ゆいレールの線路はビルの2〜3階の高さに相当するので、ただの移動手段としてではなく、景色を眺めるだけですごく楽しい。30分程度で始点から終点まで行けるので、これだけで立派な観光になる。
首里駅から徒歩15分程度で首里城公園に着く。道案内の看板が出ているので道には迷わないが、結構歩くのでバスを使うのもあり。
首里城の敷地内は無料ゾーンと有料ゾーンがあって、無料ゾーンは石垣のあたりから首里の街並みを一望できるので、散歩するだけでも楽しいと思う。
本殿に入る際に入場券が必要になるので、割引券を購入していない人はここで正規料金の券を購入する。
ご存知の通り本殿は焼失したため再建中なのだが、あえて宮大工さんの作業の様子をガラス張りのプレハブ小屋から自由に見学できるようになっている。
平成にも再建工事をしたようで、その時との違いや木材についての展示物などが盛りだくさん。
商魂たくましいといえばそうなのだが、普通に貴重だと思う。プレハブ小屋といっても本殿が全て入る大きさで、小屋の正面には本殿の完成図の絵が大きく描かれていて迫力満点。
他にも展望台のようなところがあり、晴れたらとても綺麗な景色が見えそうだ。この日ばかりは風がきつくて傘がひっくり返りそうだったので早々に退散した。
首里城を少し下ったところに石畳や神聖なふくぎの木があり、沖縄らしい景色がながめられるけど、雨で滑りやすくなっているため今日は諦めることにした。
14:00
雨は降ったり止んだりだけど、波の上ビーチと波上宮にリベンジすることにした。
那覇の繁華街を北上したところにあるエメラルドグリーンのビーチで、那覇市内で手っ取り早く沖縄らしい海が眺められる場所。1泊2日で那覇市内にしか滞在しないなら、テイクアウトの料理を持ってここで食べるのおすすめです。
波上宮は沖縄らしい赤瓦の建物で、海のすぐ上にあるという立地が珍しくて人気。晴れた日に砂浜まで降りて岩の上に立つ波上宮を見上げると圧巻のよう。
が、私が到着した時には小さい台風でも来てるのかというくらい風雨が強く、写真も撮らずに早々退散してしまった。こちらもリベンジ案件である。
15:30
これだけ寒い寒いと言いながら、沖縄名物のかき氷、「ぜんざい」を食べに行く。
お店は「千日」。年季の入った甘味屋さんで、沖縄そばや鯛焼きもある。
沖縄のぜんざいは底に甘く煮た黒豆(小豆ではなく、黒豆)が敷かれ、その上にかき氷と練乳がのって出てくる。それをかき混ぜながらいただく。
大体想像通りの味だが、私は黒豆があまり好きではないので普通の小豆の方が好きだった。でも懐かしさを感じる優しい味のデザートだ。
セルフサービスで提供される温かいさんぴん茶(ジャスミンティー)が冷たい氷によく合う。
ちなみに今風のおしゃれな店構えの「富士屋泊本店」もおすすめ。(行ったことはないけど評判が良い)
こちらはぜんざい以外のフードメニューも豊富。
16:30
ホテルに帰って大浴場で冷えた体を温める。
そして魅惑のタコス屋新都心店へ向かう。前日と全く同じように、タコス3Pを注文。夜は店内の照明がオレンジに灯ってさらに素敵な雰囲気に。
22:00
前日購入したオリオンビールをしっぽり部屋飲み🍺 また寝落ち🛏️
おまけ
午前中に首里城公園を回った後、近くでランチのコースなら、以下がおすすめ。(例によって未入店だが、Googleマップの口コミや、私が絶大な信頼を寄せているガレッジセール・ゴリのYouTubeを参考にピックアップしました。)
ななほし食堂
ゆし豆腐が有名な、沖縄料理の定食屋さん。ボリューム・お値段ともに大満足の模様。
営業時間が曜日によって異なるので、Googleマップ等要確認
首里そば
沖縄そば(大)600円、じゅーしー200円とかなり安価な模様。
てぃしらじそば
首里そばと同じ価格帯でかなり安価な模様。
首里そば なかだ
首里そばの姉妹店。首里城公園に向かう坂道の最初にある小さなカウンターだけのお店で、2021年開業とまだ新しい。
店前を通りましたが綺麗で清潔感のある印象でした。マツコの知らない世界でも紹介されたそう。